鍼灸治療とは of 太兪

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                                た い ゆ


TEL03-3253-1388
〒101-0041 東京都千代田区神田須田町2‐17





◆鍼灸治療とは

お灸や鍼をすることで、体に小さな傷を作ります。その傷が出来る際に働く体の防衛反応(痛みの感覚、皮膚の緊張など)と、出来た傷を治そうとする修復反応(白血球や免疫細胞の増大、神経系やホルモン系の賦活)を使って、病を治そうとするものが鍼灸治療です。


◆経絡・経穴とは

経絡や経穴は神経や血管のような解剖学的な存在ではなく、生理的な反応系と言ったものです。人体は一個の卵子が増殖したものですから、各部位はいつも相互にまた全体と生理的に関連しあっています。その中で関連性に共通性があるものを経絡としてまとめ、更にその中の生理的反応の強い点を経穴としていますが、本来は全身が経絡であり、経穴なのです。古代中国人は人体を小宇宙に見立て、1年12カ月に応じて経絡を12本とし、また1年365日に応じて経穴を360余りに整理しました。


◆問診~治療までの流れ

1、問診票の記入

2、問診・触診・運動機能検査

3、着替え

4、治療


◆診察の流れ

脈診・・・大まかな脈の状態を把握します。(脈は大河のようにゆったりとした感じが良い)
腹診・・・臍周りのコリや圧痛の範囲や程度を確認します。
背診・・・主訴と関連する箇所の変形、陥凹、圧痛を確認します。

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   <脈診の様子>      <腹診の様子>       <背診の様子>



◆治療の流れ

1、治療を始めるに際して、体全体の気を落ち着かせるため、肘、膝下に鍼やお灸の施術をします。
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2、足、腰、背中、頭の緊張を緩めるために足の小指と踵にお灸をすえます。
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3、背骨を主に、その周辺へ鍼やお灸の施術を行います。(肩や頸も含む)
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4、頭部の陥凹、圧痛部に鍼やお灸の施術をします。
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5、ここまでで、腹診と脈診であった異常の有無を再度確認をします。

以上の流れの中で主訴の変化を確認しながら、必要に応じて局所に鍼やお灸の施術をします。




◆TAIU鍼灸治療に使われる経穴 「太兪十穴」

太兪の「太」は人体の大本を、「兪」は癒(いや)しの原字で、人体の大本から治すという意味があります。その根幹をなすツボが「太兪十穴」です。


1. 曲池(きょくち)<手の陽明大腸経>

肘を曲げた時に出来る横紋の先端にツボを取ります。「池」は生理的反応(気)が多く集まる所の意味です。陽明とは体の前面(腹面)を指す言葉で、手の陽明大腸経は人差し指から始まって、肘、肩、首、顔に行き、内部では胸、お腹に行っています。それ故曲池は、胃腸を整え、更には肩・首・歯・鼻・目の血行を良くします。1つのツボが多面的な作用を持っています。お灸の始まりに当たって曲池に灸をすえることで体全体の気が安定します。

2. 足の三里(さんり)<足の陽明胃経>

膝の下三寸(1寸は2㎝程)にある余りにも有名なツボですが、意外と取穴するのが難しいです。足のすね(脛骨)の上方外側で、強く押すと前脛骨筋のスジを触れ響く所です。足の陽明胃経は足の第2指、膝、股関節、胃腸、乳房、首、顔、前頭を通っていて、三里はそれらの部位の血行を良くします。吉田兼好(1300年頃)は「徒然草(つれづれぐさ)」の中で「四十以後の人、身に灸を加へて三里を焼かざれば、上気(じょうき)の事あり。必ず灸すべし。」(148段)と書いています。「上気」とは気が上に昇って滞ることで、肩コリ、口・歯・鼻・目の炎症、更には脳卒中を指します。その他三里の灸は足は軽くなるし、胃腸もすーとします。

3. 中封(ちゅうほう)<足の厥陰肝経>、三陰交(さんいんこう)<足の太陰脾経>

中封は足の甲の中央あたりにあり、肝経が巡る大腿内転筋や腰の深部筋、肝臓に効果があります。主に男性に使用。三陰交は内踝の上三寸にあって、足の太陰脾経、厥陰肝経、少陰腎経の三つの陰経が交わる重要なツボです。生殖器系などの下腹部に効き、女性の養生穴のナンバーワンです。

4. 至陰(しいん)<足の太陽膀胱経>

足の小指の爪のはえ際、外端にあります。太陽とは、体の後面(背面)を指す言葉で先の陽明とは正反対の部位です。(ちなみに少陽はその中間、体の側面を指します。)膀胱経は至陰から始まって、ふくらはぎ、膝の裏、お尻、腰、背中、肩、項、頭、目に行き、内部では膀胱、腎臓に行っており、至陰の灸はこれら部位を和らげる力があります。至陰とは陰部(体の深いところ)に至るという意味で、それ故逆子(さかご)の特効穴にもなっています。

5. 失眠(しつみん) <奇穴>

かかとの裏中央にあるツボで、12経脈には属していないので奇穴とされていますが、背骨と脳を結ぶ督脉(とくみゃく)に影響があります。失眠とは中国語で「不眠」の意味で不眠症に使用されますが、背骨の病にも、例えば椎間板ヘルニアや脊椎管狭窄症にも効きます。

6. 志室(ししつ)<足の太陽膀胱経>

第2腰椎の外側4~5㎝の所にあるツボで、副腎皮質ホルモン(ステロイドホルモン)と深い関係があります。体はストレス-細菌やウイルスなどの外的ストレスや精神的ストレス-に対抗するため副腎皮質ホルモンを使いますが、ストレスが続くと副腎が疲れこの部が凝ってきて分泌が悪くなり、外から副腎皮質ホルモンを補わないと症状が治まらなくなります。しかし薬は根本から治すわけでなく、かえって体内ステロイドの分泌を悪くして自然治癒力を阻害し、また骨がもろくなるなどの副作用も強いです。アトピーやリウマチなど難病の方はお灸で時間をかけてこの志室のコリを和らげますと症状も治まってきます。志室は志(こころざし)を宿すという意味で、意欲も高まってきます。

7. 腰の陽関(ようかん)~腰兪(ようゆ)<腰椎仙椎上のツボ>

腰椎、仙椎は下肢に行く神経(坐骨神経)ばかりでなく、生殖器や膀胱・直腸・前立腺等の下腹部臓器に神経を出しています。体の骨の中で一番負担がかかる所で、この部が詰まって来ると、股関節痛、膝痛、精力減退、排尿・排便障害が出ます。50歳を過ぎたら全員がお灸をすえることを勧めます。

8. 大椎(だいつい)<頸椎上のツボ>

腰仙椎の次に負担がかかる所が頭を支える首の骨、頸椎(特に第3~7頸椎)です。頭を前に倒すと後ろに大きく飛び出る骨が第7頸椎で、大椎と言います。頸椎からは手に行く神経が全て出ていますので、この部が詰まると上肢の痛みやしびれ、運動障害が生じます。

9. 肩井(けんせい)~膏肓(こうこう)のツボ

肩井は肩の中央、膏肓は肩甲骨内縁中央あたりにあり、いずれも精神的緊張で凝ってきます。この部のコリは心臓から脳に行く血流を阻害し、頭痛や目・耳・鼻の障害の大本の原因になります。また心臓疾患や喘息などの肺疾患、更には上肢痛の原因になります。治りにくい病気のことを「病、膏肓に入る」と言いますが、実に多くの病気を引き起こします。

10. 百会(ひゃくえ)<頭頂部中央>

百脈(全ての経脈)の会する所の意味で、脳にストレートに効果があります。認知症や脳卒中予防には欠かせないツボです。


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